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2004/12/19

パンケーキでステレオ歴史探訪(6) 「長崎街道 銀杏屋~木屋瀬宿」

立場茶屋銀杏屋
Stereo Cross-eyed viewing (800x533pix 341Kb)

DA40mmPancakeが来月発売されますが、画角的に果たして使えるのか、M40mmPancake一本勝負で散策に出てみました。
だいせいさんのコメントに触発され、*istDSでのステレオ写真にも挑戦。
OptioSの3Dモードと同様の2度撮りです。

裏から見た銀杏屋の暖簾

上石坂

石坂の急坂
Stereo Cross-eyed viewing (800x533pix 542Kb)

坂の梺の水仙

木屋瀬宿跡

古い町屋

和菓子屋の壁

たばこ屋には丸形ポスト
*istDS SMC M40mm Pancake (edited)

江戸時代に小倉から長崎を結ぶ陸路は「長崎街道」と呼ばれ、唯一の海外との窓口であった長崎から入ってきた人や商品や文化がここを通じて国内に広がっていきました。
銀杏屋は長崎奉行や諸大名などが休息をした茶屋で、脇に大きな銀杏があることからそう呼ばれますが、今日は葉が残っていませんでした。
そこから少し行くと石坂の急坂と呼ばれる当時の難所があります。
平賀源内、緒方洪庵、吉田松陰、勝海舟、高杉晋作、坂本竜馬...、みんなこの道を歩いたんですね。
ここを下って進むと、次の宿は木屋瀬宿。
今でも古い街並みが残っています。

40mmは、35mmフィルム換算で61mm相当になるように、やはりちょっとだけ望遠入っているなと感じる場面が多かったです。

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コメント

DSでステレオ写真,難しそうですね。ちょっと想像したのですが,縦位置でカメラを構えるとして,その後が,1枚目に写り込んだものをすべて記憶しておいた上で,ちょっとサイドにずらすのでしょうか。
4枚目の写真,手すりがさわれそうなくらい飛び出てきますね。最後のポストも懐かしい!朱塗りの質感がいいなぁ。

投稿: HAMACHI! | 2004/12/19 18:01

HAMACH!さんもOptioSをお持ちでしたよね。
OptioSの3Dモードでは、2枚目を写すときに1枚目の絵が左に残っていますから、これを見ながら位置を決めます。
*istDSの場合は当然そうはいきません。
そこで、1枚目を写すときに、フォーカシングスクリーン上に描かれている線のどれかを、主となる被写体のどこかに合わせます。
坂道の写真を例にすると、縦位置で、スクリーン内側の[ ]の右端に外灯の先端を合わせました。
2枚目を写すときは、カメラを右にずらしますが、再び[ ]の右端に外灯の先端を合わせて撮ります。
つまり、全体の位置はずれるけれども、主体を一定の位置に留めるのがコツになります。
交差法の場合、1枚目を右、2枚目を左になるように張り合わせてステレオ写真の出来上がりです。
やってみると意外とうまく行きました。
この技のせいでステレオアダプターの売れ行きが落ちたらごめんなさい。>ペンタックス様
動いてるものも3Dにしたかったら、やっぱりアダプターをどうぞ。
私も買います~♪

投稿: 二つ目草 | 2004/12/19 18:37

すごい、ちゃんと立体に見えます!
アシストなくてもきれいにできるんですねぇ
私は全然うまくいきません。。。
フォーカスポイントを使ってまたチャレンジしてみます。

M40mmはやさしい感じになっていいですね。
DA40はサンプルみたらクッキリパッキリで今風でした。
たまにはこういうレンズででかけたいですよねぇ。

投稿: だいせい | 2004/12/19 19:13

二つ目草さんは本当にすごすぎる、 写真はとてもすばらしくて、 3D写真の段階は本当に感動させられて、 私もすこし試みたい.

台湾yahoo auctionはM40mmPancakeが現れて、 現在の入札額: 14,500 円
(JPY)、 買うことを考慮して、 やはりDA40mmPancakeを待つ?

投稿: robert3c | 2004/12/19 19:24

ああ、渋い写真ですね~~~。
歴史のある街はいいですね~。

ポスト、旧型だけど、キレイですね。

投稿: n@kky | 2004/12/19 21:05

>だいせいさん
*istDSでステレオは、思ったよりずっと簡単でしたし、OptioSより緻密でヴァーチャルな空間が再現できました。

Mパンケの絵の特徴がつかめてきたので、うまく使い分けたいです。
今日のようなシーンでは、やはりDAよりMですね。

>謝謝robert3c兄讚揚
ぜひ3Dに挑戦して、台湾にも紹介してください。

M40mm Pancakeの定価は当時17,000円でしたが、オークションでは30,000円近い値段がつくこともあります。
今、大好きな侯孝賢監督の映画『戀戀風塵』を観ていますが、M40mmの絵は湿り気を含んで、侯監督の映画に似た雰囲気が出て好きです。

>n@kkyさん
久しぶりのステレオ歴史探訪でした。
歴史上の人物がここを確実に歩いているんだなと、しばし感慨にふけりました。
ポストは長崎街道の歴史とは関係なかったのですが、きれいな赤でしたので思わず撮影。
なかなかいい色が残っておりました。

投稿: 二つ目草 | 2004/12/19 21:58

こんばんは。

いやぁ~、私の好みの風景です。
いつもながら素敵な情景が写っており、楽しませて頂きました。

やはり、旧い町並みはいいですね。
私も久しぶりにどこかの宿場町を訪ねたくなりました。

投稿: xjmarin | 2004/12/20 01:02

>xjmarinさん
コメントありがとうございます。

ここは、自転車があればなぁと感じる道でした。
長崎街道はまだまだ行っていない所が残っていますので、これからも探訪を続けていきたいと思っています。

投稿: 二つ目草 | 2004/12/20 07:40

二つ目草さん、こんにちは♪

木屋瀬はたまに通るのですが、こんな風情のあるところあったのですね。
知りませんでした。
フレーミング、さすがですね。勉強になります。^^
裸眼立体視はへたくそなので、目が回ってしまいました。◎◎

投稿: そよ | 2004/12/20 14:56

>そよさん、こんにちは!

当ブログには、北は北海道から南は台湾まで、いろいろなところからお越しいただいていますが、市内の方は初めてです。

木屋瀬は町の所々に古いものが残っているので、それを探しながら歩くといった感じでした。
ここにある木屋瀬宿記念館は、長崎街道のことを知るのにはいいですよ。
http://www.city.kitakyushu.jp/~k7904180/toppage.html

裸眼立体視(交差法)のコツは、額にしわを寄せてギュっと寄り目にして画面をにらみつけることです。
最初は四角い穴の開いた紙を、眼と画面の間に置いて、この穴越しに、右眼で左、左眼で右の絵を見る練習をするといいですよ。
私も最初は目が回りましたが、今では黙ってても絵が浮かんできます。

投稿: 二つ目草 | 2004/12/20 21:40

二つ目草さん:

私の初めての3D写真は大いに成功して、 まだ完璧ではないが、 しかし本当にあまりに感動した.

http://robert3c.blogspot.com/2004/12/3d-101.html

投稿: robert3c | 2004/12/20 21:55

>robert3cさん

大成功!しっかり3Dになってましたねー。
台北の街角が浮き上がってきて、感激しましたよ!
時々また立体で遊んでみてください。

投稿: 二つ目草 | 2004/12/20 23:39

早速のご訪問ありがとうございます。
blogの方が写真のアップとかは面倒じゃないですね。
ただ、まだ扱いに慣れていなくて、blog先輩のみなさまのご助言を仰いでのヨチヨチ歩きになると思います。
よろしくお願いいたします。

なんとなく、本業サイトから離れた方がのびのびと「一般受け」を考慮に入れずに写真をアップできそうな気がしてくるから不思議です。

投稿: n@kky | 2004/12/25 23:05

ブログ開設おめでとうございます。
私にとっても、ブログは仕事から離れた、週末だけのリゾートのようなものになっております。
写真も自分の撮りたいものを好きなように撮って、ボチボチ行きますので、引き続きよろしくお願いします。

投稿: 二つ目草 | 2004/12/25 23:21

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