DA40mm1本で平戸キリシタン紀行
*istDS SMC DA40mm Limited Pancake (edited)
リミパン一本勝負の旅。
2日目は、キリシタンの島、平戸を訪ねました。
ここも異国情緒が感じられましたが、その裏にある殉教や国外追放の悲しい歴史を知りました。
今回は意識的に引きの構図に挑戦。
結論、自分が動きさえすれば、リミパン1本でも何とかやっていけるが、足が疲れる。
でも、楽しー。これは*istD/DSユーザーの特権!
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コメント
60年代くらいまでは、標準といえば55mmか58mm。
レンズシャッター機で一世を風靡した
「ワイドレンズカメラ」はのきなみ35mmでした。
当時は28mmなんて超広角。
そう考えれば、リミパンの換算61mmって、
「昔の標準レンズで撮る楽しみ」
に近いものがあります。
歴史的なモニュメントを撮る機会の多い二つ目草さんには、
そういった意味でもぴったりな玉ではないでしょうか^^
投稿: 敦仔 | 2005/01/25 00:09
長崎も平戸も古い港町で、自然の良港を生んだことを納得させる急峻に立ち上がる坂の町でした。
そんな町を、右手にHAKUBAカメラグリップ2WAYを装着したリミパン*istDSを引っ掛け、ぶらぶら漫ろ歩きをしておりました。
標準画角が広角にシフトしたのはなぜなのでしょうね。
35mm換算61mm相当の画角は、以前からM40mmで経験済みでしたから別段苦はなく、むしろ私の一本勝負にはちょうどよさそうな気がしておりました。
とくにネットに公開する写真は、画像のサイズや解像度の関係もあるので、ある程度モチーフやテーマを明確にする必要があって、そういう意味でも、若干テレ寄りの画角がいいのかなという気がします。
アピールという点では、広角寄り寄りで撮るのも効果的なのですよね。
切り取るのではなく、周りの雰囲気も含めて包み込むような写真も撮れるようになりたいです。
広角、あまり多用はできないかと思いますが、たまには使ってみたいなと食指が動き始めています。
投稿: 二つ目草 | 2005/01/25 01:36
7枚目みたいな写真、いいですね~・・・
プリントで欲しいくらい・・・
単焦点一本とは思えない、色々な画角があるように感じてしまいます。不思議ですね。
最後の一枚なんか望遠で撮ったかのような雰囲気ですね。
投稿: n@kky | 2005/01/25 09:40
>n@kkyさん
7枚目の「小さな教会の小さな窓」ですが、何と言うこともない被写体でしたので、撮影時にはそれほど気負いもなく、撮ったことすら忘れていました。
後で見ると、色ガラスの素朴な質感に、雲間からもれる光が重なって、シンプルな構図の割には光線の表情が面白いかなと思い採用しました。
この日は風が強く、雲が次々流れてきて、光の具合がめまぐるしく変わるので、「太陽があの雲から顔を覗かせて、あそこを照らしたら撮ろう」というような、太陽待ちもずいぶんやりました。
単焦点1本勝負で、焦点距離が固定されると、いろいろ考えさせられるので、修行になりました。
投稿: 二つ目草 | 2005/01/25 19:25
こんばんは!!
平戸いいですね~。近ければ遊びに行きたいですけどね。ところで、二つ目草さんって、歴史好きなんですか?。こちらの記事で、歴史好きを思わせる、文章があったものですから、気になりました。こちらは、歴史系サイトも運営しているのですから。
投稿: camui | 2005/01/28 21:02
前のエントリから拝見していて、私なりのDA40の使い方のリファレンスにさせていただいています。
二つ目草さんの作品(私の写真は実験)で、61mm相当の画角は「割り切りの大切さと被写体の本質を見抜く」と自分なりに理解しました。
いままでワイドズームのワイド端に寄っていたせいもあり、思考転換が難しいですね。
あと、他の方のコメントに似てしまいますが、お住まいの近くの歴史的な背景を踏まえたお写真だと感じました。
DA40については、ファミリー以外はまだまだ思考錯誤の私です。
投稿: エルトロ | 2005/01/29 00:11
>camuiさん
平戸は遠かったです。
しかし、そのことが、独自の文化を残した要因のひとつになっているのでしょうね。
厳しい弾圧を乗り越えて、島のそこここに信仰が根付いている印象を受けました。
学生時代はどちらかというと苦手なほうだった歴史ですが、写真を通して地域の背景を探るうちに、興味が出てきました。
camuiさんの歴史系サイトも見てみたいです。
>エルトロさん
旧パンケM40から40mmの画角を利用しているので、クセを利用した切り取り方をするようになってきたかもしれません。
今回は意識的に構図を変えるようにしてみましたが、うまくいったかどうか。
工夫すればまだ可能性のある画角だと思ってます。
投稿: 二つ目草 | 2005/01/29 10:08
二つ目草さんの思いの詰まったコメントを読み返していると、はっ!とさせられる事があります。
私も寺院や歴史的建物などによく出掛けます。
キレイ!スゴイ!の直感でただ撮って終わりでした。
まずは解説の立て札を熟読してから、撮ってみたいと思います。
歴史的背景を学んでこそ、その写真も生きてきますよね。
投稿: noe | 2005/01/31 18:18
>noeさん
古いものに接する時、これは人々が脈々と何かを感じ続けて来たからこそ残っているんだよなぁと思うことがあります。
人を惹きつけてきた魅力の正体は何なのか。
信仰であったり、伝説であったり、普遍の美であったり、その背景をちょっと調べてみると、見る目も、写真の撮りかたも違ってくるようです。
そして、ブログを通じて、意外なつながりが別の土地にもあるのを知ることがあって、遠方の方を身近に感じられたりします。
ところで、昨日の鉄腕DASHの「ソーラーカー日本一周ひとふで書きの旅」が平戸でした。
TOKIOの国分くんと山口くんがザビエル記念教会や紐差教会を訪ねていました。
私は時間がなくて行けなかった生月島は雄大な自然の風景だったようで、見ててちょっと悔しかったり。
投稿: 二つ目草 | 2005/01/31 21:05
こんにちは。
平戸は来られていたのですね。(*^-^*)
あまりの画像の素晴らしさに、じ〜んとしてしまいました。
こんなに美しかったのですね。
キリシタンの歴史はとても好きで、教会もよく足を運びます。
悲しい歴史もありますが、美しい文化も伝えてくれました。
長崎が特にキリシタンに所縁のある土地が多いので、まだまだ私も崇高な空間を味わってみたいと思います。
生月島の灯台と絶壁、少し下に降りて、外海町の遠藤周作文学館からの海の眺めの美しさも、いつか見ていただきたい場所です。
素敵な記事ばかりで、ついついコメントをしたくなってしまいます。(笑)
すみません。
あの、どこかで拝見した、糸井さんの絵日記!?(*^^*)にとても興味があります。
落書きが大好きなのです。(笑)
どちらで手に入れることができるのでしょうか…。
毎日が愉しいでしょうね…。
またまた長くなりました。(笑)(~-~)
いつも、癒しと感動をありがとうございます。
投稿: あお | 2009/08/26 13:22
>あおさん
ご紹介はしたものの、写真を撮り始めた頃の記事なので、
今見ると散漫でまた撮り直しに行きたい気になってしましました。
生月島にも行けませんでしたし。
その後『五足の靴』という100年前の紀行文を読みました。
与謝野鉄幹が、まだ学生だった北原白秋ら4人を連れて
下関→博多→柳川→唐津→佐世保→平戸→長崎→天草→島原と巡り、
キリシタンの文化と触れ、白秋が『邪宗門』を書くきっかけになった旅です。
これを少しずつでも辿ってみたいなと思っています。
外海町の海岸は美しいですよね。
20年近く前、仕事で何度か通ったことがあり、懐かしいです。
その頃は遠藤周作文学館はまだありませんでしたが、
ドロ神父を記念した、赤白青の3色のアーチ橋がありました。
ほぼ日手帳2009にグルメスケッチ
http://futatsumekusa.air-nifty.com/blog/2009/01/hobonichi.html
またまた、ほぼ日手帳プチスケッチ。今日は七草。
http://futatsumekusa.air-nifty.com/blog/2009/01/hobonichi-nanak.html
最初は張り切って使っていた糸井さんのほぼ日手帳は、挫折してしまいました。
チケットなどいろいろ挟んでいたら、厚くなってしまい、機動力が低下。
来年は、落書き専用の手帳にしようと思います。
ほぼ日手帳は、直販か、Loftでしか手に入らず、すぐ売り切れてしまうようです。
投稿: 二つ目草 | 2009/08/26 21:32