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2005/11/20

ステレオ歴史探訪(8) 九州孔子廟対決 多久vs長崎

孔子廟とは、儒教の創始者、孔子を祀っている建物で、私などはまず長崎の孔子廟を思い浮かべます。
ところが、有名な湯島聖堂(東京都文京区)、足利学校(栃木県足利市)と並んで日本三大孔子廟と称される残りの1つは、実は長崎の孔子廟ではなく、佐賀県多久市にあるこの多久聖廟なのだそうです。 (MAP)

taku_3d
*istDS Stereo Parallel viewing,平行法でご覧ください。
Click for 800x533pix Cross-eyed Stereo image
クリックすると交差法の大きな絵がポップアップします。

朱塗りというところだけが中国風で、あとはずいぶん日本的な印象を受けました。
儒学を学ぶ学校が隣接し、信仰というより学問の場だったようです。

taku01


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taku03


taku04
窓越しに中をのぞいてみましたが、真っ暗でよく見えません。
ISO800 -2.0補正で撮ってみると、1/13秒でちょっとぶれてますが、何とか孔子様の像を捉えることができました。

下の写真は、以前撮った長崎の孔子廟です。(MAP)
長崎に住む中国人の手で作られたので、純中国式。
屋根の黄色は、皇帝様と孔子様にのみ許される色。
極彩色の装飾で彩られています。
写真の皆さんは孔子のお弟子さんたちです。
nagasaki_3d
OptioS Stereo Parallel viewing, 
Click for 800x533pix Cross-eyed Stereo image

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コメント

久しぶりのステレオ歴史探訪シリーズですね。目がヨっちゃいます。
長崎の孔子廟には行ったことあったのですが、多久のは初めてみました。
佐賀県の日本三大○○として、祐徳稲荷がありまして、こちらには行ったことがあります。
きれい過ぎない感じが、また風情があっていいですね。
デジタル一眼で撮影して、あとからガンマ補正すると、ノイズの増加の少ない増感ができます。

投稿: でぱいゆ | 2005/11/20 22:43

>でぱいゆさん
長崎に用事があった帰路に、いつもは通過してしまう佐賀県を探索してみようと思い、武雄北方ICで降りて、多久から唐津を走ってみました。
多久は、田園風景の中に、この多久聖廟や西渓公園があって、のどかながら文化的な香りのするところでした。
「日本三大孔子廟」って誰が決めたのか分かりませんが、ググってみると多久聖廟の関連サイトばかりなので、多久の関係者がそう言っているだけなのかも知れません。
この後、日本三大松原の、虹の松原に寄って帰りました。

今回の暗所撮影のノイズは、Silkypixのノイズ除去機能を使って取りましたが、ガンマ補正も試してみます。

投稿: 二つ目草 | 2005/11/21 00:14

九州で孔子廟といえばやはり長崎ですよね。多久聖廟が有名
だとは知りませんでした。

佐賀県の日本三大名所の旅ですね。(^^)
佐賀県って他に日本三大ってあるのでしょうか。

投稿: wanwanmaru | 2005/11/21 19:48

>wanwanmaruさん
長崎の孔子廟は、私のお気に入りの場所で、塀の中ではすっかり中国気分に浸れます。
多久聖廟はあくまでも和風で、紅葉もきれいでした。

来ていたおばちゃんたちも満足げで、
「去年は(紅葉で有名な佐賀の)九年庵も行ったばってん、
人の多してから、ひどか行列で、こがんして歩まんばやった。」と、
ペンギンのように歩いて見せて、
「あがんとより、ずっとよかばい。」
なんて言ってました。

九年庵も祐徳稲荷もまだ行っていないので、佐賀もボチボチ巡ってみるつもりです。

佐賀県には三大朝市とか三大くんちのひとつもあるらしいです。

投稿: 二つ目草 | 2005/11/21 21:44

あ~~~、今まで交差法ができなかったのに、今回はバッチリでした~~~!
綺麗に見えましたです。

これだったら瞳孔間距離より離れた大きな画像でもステレオで見られるんですよね。

う~ん・・・ステレオアダプター・・・いいですねぇ。

投稿: nakky | 2005/11/22 01:49

>nakkyさん
おめでとうございます~~!

このところ交差法ばかりやっていたもので、
平行法での立体視ができなくなっている自分に気づき、
小さなサムネイル画像は平行法、
大きなポップアップ画像は交差法でご提供することにしました。
OptioSに付いている、ステレオビューアなどを、
サムネイル画像に当ててみると見やすいかもしれません。
平行法のほうが、リラックスできますしね。

ところで、*istDSで撮ったステレオ写真、
ステレオアダプターは使っていないんですよ。
OptioS方式で、カメラをずらして2回撮りし、
後で、2枚の画を貼り合わせています。
貼り合わせる時に、裸眼立体視しながら、
もっとも立体に見やすい位置に調整して、
左右のずれは、トリミングして整えます。
撮影には慣れが必要ですが、ステレオアダプター要らずのテクです。
今回は手持ちですが、三脚を使えば簡単かも。
ぜひ、お試しあれ!

投稿: 二つ目草 | 2005/11/22 02:30

あっ!そうなんですか!
道理で~~~。

「旗」が写ってるの、かなり旗のハタメキ方が違っていたんで、あれ?っと思ったんですよね。

でもやっぱり一眼レフの方がOptioSよりもより奥行き感がありますよね。

投稿: nakky | 2005/11/22 17:59

>nakkyさん
「旗」とは、バックナンバー、ステレオ歴史探訪(6) の茶屋の写真ですね。
そのエントリーのコメントの中に、*istDSを使った、
2度撮りによるステレオ撮影の方法を書いていますが、
どうしても時間差ができるので、風で動く木の葉や波、人間、影などが、
半分消えたように写ってしまいます。

そこのコメントでステレオアダプター購入宣言をしている自分を発見しましたが、
結局買わずじまいになりそうです。
そこのコメント中には、nakkyさんの=日々の幻影=開設のお知らせの書き込みもありますね。
それが、ブログ完了を迎えられるというのは、感慨深いです。

投稿: 二つ目草 | 2005/11/22 19:00

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