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2006/05/03

福北ゆたか線途中下車、篠栗霊場南蔵院の寝ぼとけさん

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晴天に恵まれ、まさに行楽日和となったGWの一日でしたが、人出の多いところは苦手。
そこで、ローカル線を使って、駅弁でも食べながらの、のんびり日帰り旅行をしようということになって、黒崎から博多まで、あえて遠回りの福北ゆたか線の旅。

ちなみに「福北ゆたか線」は愛称で、正確に路線名で呼ぶと、黒崎駅~折尾駅間は鹿児島本線、折尾駅~桂川駅間は筑豊本線、桂川駅~吉塚駅間は篠栗線で、吉塚駅~博多駅間は再び鹿児島本線になっているのだそうです。

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黒崎駅で「折尾のかしわめし」を買って、2両編成の列車に乗り込みました。
(お父さんだけ、ちょっと豪華な「長崎街道大名道中駕籠」にさせていただきました)
ところが、福北ゆたか線は、予想外に混雑していて、何とか座れたものの、とても車中で弁当が広げられる状態ではありませんでした。
とはいえ、817系電車の広い車窓からは、うららかな筑豊の田園風景が見られ、のんびりできました。
城戸南蔵院前駅で下車し、駅の待合室で、お弁当を広げました。
車内で食べようという思惑は外れましたが、かしわめしは期待通りのうまさで、子どもたちもあっという間に平らげていました。

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福北ゆたか線沿線の最大の観光スポット、南蔵院。
日本三大新四国霊場(四国でもないのにちょっと変な呼び方ですが)の一つである篠栗霊場の総本山。
ここには世界最大級のブロンズの涅槃像があるのです。
以前、筑豊に住んでいた時に、福岡との境にある八木山峠を越える度に、途中にある南蔵院周辺が、いつも遍路装束の参拝者でにぎわっていたのが気になっていましたが、ようやく「寝ぼとけさん」に会うことができました。

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全長41 メートル、高さ 11メートル、重さ約300トン。
たしかに、でかい。
ただ、「涅槃」とか「霊場」という言葉の雰囲気とはちょっと違って、のどかに昼寝でもしているかのようです。

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この寺全体の雰囲気も、仏教アミューズメントパークといった感じで、お年寄りから子どもまで(まあ、ほとんどがおじいちゃんおばあちゃんでしたが)、楽しげにお参りしています。
涅槃像以外にも、様々なタイプの礼拝スポットが用意され、また、涅槃像の地下は「仲見世通り」になっていて、御神籤にお守り、線香に蝋燭、煎餅に饅頭...、いろんな仏様グッズが売られています。

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以前、四国に住んでいた時に、本場の四国霊場札所をいくつか訪れましたが、そこでも、それぞれいろんなイベントが用意されていて、昔から八十八ヶ所巡礼には、宗教的な面だけでなく、レジャー的な要素もあったんだろうなと感じたものです。

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信仰の場というよりも、公園を散策するような感じで、広く起伏に富んだ境内を見て回りました。
松葉が3本になっている珍しい松の木の下では、その幸運の3本松葉を拾ったり...。

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これは落雷にあって、雷の走ったところの皮がはげてしまっている杉の木です。
雷が落ちて、神木になったとして、そこに雷神が彫られていました。
2001年、この木で作った数珠を手に入れた「近鉄バッファローズ」の梨田監督は、チームをパリーグ優勝に導いたのだとか。

そういえば、涅槃像の背中に貼られた願い事の札に、「宝くじが当たりますように」というのがやけに多いと思ったら、南蔵院の住職さんはジャンボ宝くじの1等が当たり、それをポーンと福祉のために寄付してしまったことがあるのだそうです。

ああ、あやかりたい、あやかりたい。

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コメント

ローカル線の旅っていうのも、たまには良いですね。
ちょっと混みあっていたのは残念ですが・・。

駅の待合室で食べる弁当もおいしそうです。

南蔵院は名前だけは知ってたんですが、観光地化されているとは
思いませんでした。涅槃像のやる気のなさがなんとも笑えて、
逆にほのぼのします。

巡礼というのは旅行のための口実だったのかも知れませんね。(^^)

ところで、宝くじってお金持ってる人にしか当たらないものですね。
やはり金は集まるところにしか集まらないってことですかね・・。
貧乏人が起死回生の宝くじ大当たりしたって話、あまり聞きません。
私もたまに買ってはいますが、かすったこともないです。(^^)

投稿: wanwanmaru | 2006/05/04 09:39

「折尾のかしわめし」が懐かしいです。
25年前?に食べました^^;今もアルバムに駅弁の包み紙を貼り付けて残っています。

南蔵院ってあるんですね。寝ぼとけさんの格好からのんびりしていて良さそうな印象ですねぇ。

投稿: のんきち | 2006/05/04 22:00

>wanwanmaruさん
福岡県内のローカル線も、今残っているのはわずかになってしまってますが、かつては石炭輸送のために網の目のように走っていたようですね。
福北ゆたか線の車窓からも、分岐した廃線の煉瓦作りのアーチ型の橋梁などに痕跡を見ることができます。

南蔵院は、北部九州の名立たる寺社に比べると歴史も浅く、学術的な価値はおそらく低いのですが、信仰の場としては、明るいお参りが、老若男女の心をグッと捉えていました。

私は、意気地なしなので、宝くじは買ったことがありません。(^^ゞ
でも、お年玉つき年賀ハガキの当選率はかなり高いです。

>のんきちさん
「折尾のかしわめし」のスタンダード版は、今でも経木の折箱入りで、おかずなしのものですよ。
海苔と玉子と鶏そぼろ、それに甘く味付けられたご飯の絶妙なバランス。
今回は欲張って豪華版を食べ、これはこれでとても美味しかったのですが、やっぱり経木の香りがしないと、ちょっと物足りない気がしました。
それに、ホントはやっぱり折尾駅で買いたいところです。


投稿: 二つ目草 | 2006/05/04 22:38

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