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2006/10/28

K10D 体験&トークライブ@福岡

K10dtalklive01


行ってきました。触ってきました。聴いてきました。
アクロス福岡で行われたK10D 体験&トークライブ。


福岡会場は事前の参加申し込みが必要であったことから、聴衆は定員の約百人。
トークライブの会場も比較的ゆったりとしたスペースが取られ、落ち着いた雰囲気でした。
「今度のアサヒはいいねぇ」なんて声も聞こえて、シニアカメラマンも目立ちましたが、若者や女性も来ていましたし、福岡県外から親子で参加している人もいました。

K10Dのスペックなどはすでにネットや雑誌などでも流れているため、話題の中心は、そのK10Dをどう使いこなすのかという段階に進んでいるように感じられました。
人の目にはまだ暗く感じられる夜明け前の湖を、長時間露光で撮影した風景写真が舞台中央に掲げられていましたが、「階調重視」の特長が活かされたその写真には、静かに「朝日」の昇る時を待つ空気が感じられ、K10Dの誕生を象徴するようでした。


K10dtalklive02


第1部ではカメラマンの谷口氏が実例を示しながら、ペンタックスの畳家氏にK10Dについて質問をしていく形式でした。
今回は目新しい情報は少なかったのですが、一つ新情報。
DRでも取れない粘着性のゴミを取る棒が発売されることはご承知のことと思います。
K10Dの発売に合わせて出るこの棒、価格は未定。
先端にゴミをくっつける飴色の頭がついていますが、この部分が汚れてきたら、付属の粘着シートでペタペタすれば汚れが落ちるそうです。
粘着シートは何枚か付いていて、このシートを使い切った辺りが、棒の寿命だということでした。

付属品といえば、谷口氏が拡大アイカップO-ME53を絶賛してました。
眼鏡をしていてもあまりケラれることなく、絶妙な倍率なんだとか。
他社の既存のものよりもいいそうで、*istDシリーズにも使えるという嬉しい話でした。

第2部では講師の谷口氏が舞台中央に立ち、実例を上げながら、K10Dで自在に露出を操るテクニックを熱く語っていました。
カタログではいまひとつ理解できなかった新しい露出モードやハイパーシステムの使い方には、なるほどなと納得するとともに、早くK10Dを使ってみたいという衝動が湧き上がります。
「TAvモードの使い方は私と皆さんとで作り上げようではありませんか!」との谷口氏の呼びかけに、息をのむ円形ホールの様子は、さながら車座になったレジスタンスたちの前で、指導者が演説するというようで、まさに革命前夜、静かな闘志がみなぎるという雰囲気でした。
TAvモードを使った実例としては、ボケ味と被写体ブレとを撮影者がコントロールするポートレート撮影などが参考になりました。
もう少し、深く突っ込んで欲しかったのですが、時間切れになったのが残念です。

K10Dの実機をタッチ&トライする時間があまりなかったのが残念でしたが、触った印象も期待通り。
*istDSに比べてずしりと重量感はありましたが、しっかり手になじみ、サイズの大きさはあまり感じられませんでした。
レスポンスは申し分なし。

あとは発売日を待つばかりです。

K10dtalklive03


セミナーが終わって、おみやげにもらったデザイナーが持つような大きな紙バッグは、黒地にどでかく赤いPENTAXの文字が入っていましたが、それを小脇に抱えた人たちが、天神の町を闊歩する姿がちょっと愉快でした。

今回の撮影・録音にはOptioS5nを使いました。
(10/29 加筆修正)

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コメント

私も行ってきました。
低感度対応について畳家さんに質問した者です。
事前にわかっていれば、お会いしたかったですね。
本体は、想像していたより、軽いように感じました。
あと1ヶ月でどれだけ貯金できることやら・・・。

投稿: ascesis | 2006/10/28 19:05

>ascesisさん
来られていたのですね。
私は反対の左端の方に座っていました。
ブログにお書きになっているように、情報としては目新しいものはありませんでしたね。
「素材としての情報を残す絵作り」、「撮影者に自在に露出をコントロールさせる体系」など、これはPENTAXにしては伝統でもありますが、K10Dが一つの集大成であることが感じられ、私にとっては貴重な講演でした。
重さの印象は、*istDSと比べれば重いのは当然ですが、苦になる重さではないなというところでした。

投稿: 二つ目草 | 2006/10/28 20:23

いや~~~、ほんと待ち切れないですよね。
早くあと一ヶ月過ぎて欲しいものです。

案外ボ~~~っと過ごしているとアッという間に一ヶ月くらい過ぎるんですが、何かを待っているとなかなか時間って過ぎないですよね。

「階調重視」・・・パソコンのモニターで再現できるかなぁ?・・・

投稿: nakky | 2006/10/28 20:48

>nakkyさん
最初の予定ならもう発売されている頃だと言うのが余計に待ち遠しくさせますね。

「階調」については、モニターで等倍や200%に拡大して、他社のものと比較していましたが、白飛び寸前の部分のグラデーションがつぶれずにきれいに出ていました。
一方で、「階調」を失わないようにするために、偽色をあえて消さずに残しているとのことでした。

投稿: 二つ目草 | 2006/10/28 20:58

いかん、めちゃくちゃ欲しくなってしまった。
TAvモードってのは、絞りとシャッター速度を変更しても、適正露出が得られるように、ISO感度が自動的に変わってくれるんでしょか?

投稿: でぱいゆ | 2006/10/28 21:06

>でぱいゆさん
そうなんですよ!
あまり話題になりませんが、実はすごいモードで、こここそ革命じゃないかと。
女性のポートレートの実例で示されたのは、腕を広げて左右に体を回転させる女性らしい動きを表現するのに、これまでならシャッタースピード優先を使って低速シャッターを切るわけですが、そうすると絞りが変わるので、背景のボケ味が狂ってしまいますよね。
好みのボケ味を残しながら、適度な被写体ぶれを表現するにはどうするか。
それには、絞りとシャッタースピードは撮影者が決定し、適正露出はカメラがISO感度を調整して合わせてくれるTAvモードが最適なわけです。

投稿: 二つ目草 | 2006/10/28 21:26

うわ~、行かれたんですね。羨ましいです。(^^)
私は仕事だったので行けませんでしたが、二つ目草さんや、
これまでに行かれた方のレポートを見る限り、良さそうですね~。

正式発表されてから1ヶ月半、ここまで長い道のりでしたが、
まだ1ヶ月も待たないといけないとは・・。ああ、待ち長い・・。

投稿: wanwanmaru | 2006/10/28 21:30

なるほど、やはりそうでしたか。
ISO感度の自動補正だと、
高感度ノイズが問題になりますね、
それで発売が1ヶ月遅れたんでしょうね。
高感度ノイズ低減が、ファームアップで対応できるなら、今後ももっともっとよくなる可能性を秘めてます。

投稿: でぱいゆ | 2006/10/28 21:52

>wanwanmaruさん
もしかして来られてるのかなと会場を見回したりしてました。
もっとも似顔絵しか存じ上げませんが(^^)

今日は、ほんの2、3分しか触れませんでしたが、ファーストインプレッションは良好です。
撮影者の意図をできるだけ受け止めるというコンセプトがはっきりして、ますます使ってみたくなりました。

投稿: 二つ目草 | 2006/10/28 22:01

>でぱいゆさん
会場にはβ版でのISO1600の作例のプリントが展示されていましたが、それにはノイズが結構載っていました。
谷口氏の話では、ノイズは載るけれど、RGB均等なノイズなので、色味が変わらず粒状感として感じられ、写真としては使えるということでした。
ただ、この辺りは製品版ではさらに改善されるらしいです。

投稿: 二つ目草 | 2006/10/28 22:11

*istDSもISO800までは我慢できるレベルですが、
ISO1600以上はちょっと使えないですね。
FUJIFILMくらい高感度ノイズが少ないといいんだけど。
CCDと画像エンジン、FUJIFILMから買って来て使えないんかなあ。

投稿: でぱいゆ | 2006/10/28 22:23

>でぱいゆさん
高感度ノイズも偽色の処理に対する考えと同じようで、塗りつぶすくらいだったらノイズを残すということのようです。
RAW撮影して、Silkypixなどを使えば、ノイズを消すこと自体は容易ですけどね。
FUJIのように最初からノイズが少ないことが理想なのでしょうけど。

投稿: 二つ目草 | 2006/10/28 22:33

TB&コメント有難うございます。
二つ目草さんも来場されていたのですね。
席は反対側方面みたいです。
私みたいに適当に風景を撮ってる人間にはいきなり白とびせずに
階調が残る処理が出来るK10Dは革命が始まったと感じさせました。
革命を完了させるにはCCDの進化が必要なようですね。
あと高感度ノイズは多少気になりますが、ネガでも
ISO800を超えると暗部は粒子感かなり出ますから私的には
十分って感じです。

投稿: R2 | 2006/10/29 01:19

>R2さん
R2さんも私とは反対側にいらっしゃったようですね。

舞台上にプリントが飾ってあった谷口氏が夜明け前に湖を撮った写真。
それからカタログの真ん中に見開きで出ている、山の斜面の石造りの街並みの写真。
それらの豊富な階調から来る空気感や奥行きを観て、やっぱりいいカメラなんだなと感じました。

強力な手振れ補正もとても魅力的です。
ノイズの少ない低めの感度で撮ることが可能になりますし、私自身、手振れのせいで没にしている写真が多いものですから。

投稿: 二つ目草 | 2006/10/29 01:39

ここだけのハナシなんですが、明後日から東京に用事があって行きます。
フォーラム行って触ってきますです。

東京に行くっていうのは大分前から決まっていたのですが、フォーラムに行くという発想がつい最近まで忘れていました。

投稿: nakky | 2006/10/31 18:00

>nakkyさん
ペンタックスフォーラム巡礼ですか。
うらやましい。
私も東京出張の折にはフォーラムに寄りたいと思いつつ、まだ実現していません。

平日ならK10Dをじっくり触れるかもしれないですね。
先日のタッチ&トライでは、後ろに行列ができてて、小心者の私にはゆっくり吟味することができませんでした。(^^ゞ
では、レポートお待ちしてます。

投稿: 二つ目草 | 2006/10/31 18:15

行けるとしたら土曜日の午前中なんですよね・・・混んでるかなぁ?・・・

だいぶ昔・・・ほんと20年くらい前には一度行ったことがあるんですけどね。
もちろんフィルムカメラ全盛の時ですが・・・

投稿: nakky | 2006/11/01 17:22

二つ目草さん、こんばんは。
私はまだ触っていません。あと1ヶ月の辛抱でしょうか。
『同じテーマ発表会』も無事終了できました。ありがとうございました。次回もお誘いしますので、ぜひ参加してくださいね。
ちびた でした。

投稿: ちびた | 2006/11/01 19:00

>nakkyさん
フォーラムには何台くらい置いてあるんでしょうね。
ただもう、いいカメラなのは間違いないようなので、事前にじっくり触れようが触れまいが、購入決定です。(^^)/

>ちびたさん
『同じテーマ発表会』、楽しませていただきました。
次回も必ず参加します!
今度は、もう少し早くから準備しなければ(^^ゞ

投稿: 二つ目草 | 2006/11/01 22:36

私も予約はしています。
まあ間違いなく購入すると思います。
当初の予定ではもう手にできていたハズなんですけどねぇ・・・

投稿: nakky | 2006/11/02 23:29

>nakkyさん
もう東京なのでしょうね。

私は、予備バッテリ、拡大アイカップとともに予約しています。
まだ1ヶ月近く待ちですね。
この大人気だと、予約したからといって、いつ手に入るのかまだ分かりませんが。

投稿: 二つ目草 | 2006/11/03 00:18

横浜在住。新宿勤務です。

PENTAXフォーラムですが、先月頭は随分とK10Dのあたりも混んでいましたが、現在は割りと空いていますよ。

現在は来年のPENTAXカレンダーになった写真家の吉村和敏さんの写真展をしています。実は先週、ふと立ち寄ったところ、ご本人がいらして、しっかり写真集にサインをもらってきました。

投稿: 通りすがりのPENTAXユーザ | 2006/11/06 11:19

>通りすがりのPENTAXユーザさん
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

PENTAXフォーラム通いができるんですね。
K10Dもじっくり吟味されたことでしょう。
吉村和敏さんにも会われて、何とも羨ましい。

来年のPENTAXカレンダーは、ちょっと欲しいなと、PENTAXのサイトでポチっするかどうか迷っていたところでした。

投稿: 二つ目草 | 2006/11/06 20:17

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