« 『フラガール』~炭鉱町映画は名作ぞろい | トップページ | 旧碓井町を歩く(後編) 皿屋敷跡 »

2006/10/02

旧碓井町を歩く(前編) 織田廣喜美術館

Usui02

Usui01

筑豊を巡る旅。
田川から旧山田市を抜けて、旧碓井町に来ました。

碓井町は3月に合併して嘉麻市になりました。
遠賀川の支流に挟まれ、丘陵と田園の美しい町です。
ちょうど稲刈りの時期でした。

Usui03
丘の上にある碓井出身の画家、織田廣喜美術館を訪ねました。
歴史資料館や図書館なども入った美しい建物は、海外の賞も取ったことがあるそうです。

織田廣喜は人気のある画家なのだそうですが、私は詳しくは知りませんでしたので、こんな所に美術館があるのかぁというだけで、何となくふらりと立ち寄ったのですが、作品を見て一目ぼれしました。
風景や女性像が多いのですが、輪郭も色使いも淡く優しいにもかかわらず、力強く引き付けられます。
女性の目の描き方に特徴があって、左右が非対称で、片方はくっきり、片方はぼやけています。
それが、何となく実際に美しい女性の目を見る時の感覚を呼び起こすのです。

寝たきりの妻をアトリエの脇に寝かせて、介護しながらの創作活動をされていたようで、その様子の写真にも深く感銘を受けました。
画家でもあった妻リラさんと歩んだ半生がつづられた『絵筆とリラと』を買って帰り、夢中で読みました。
自分たちで家を建て、つぎはぎのキャンバスに絵を描いたこと、徳山出身の写真家林忠彦もそのバラックに出入りして創作風景を写真に撮ったことなど、エピソードからうかがえる人柄にもとても魅力を感じました。

|

« 『フラガール』~炭鉱町映画は名作ぞろい | トップページ | 旧碓井町を歩く(後編) 皿屋敷跡 »

[[*istDS ]]」カテゴリの記事

[DA16-45]」カテゴリの記事

[TAMRON90Macro]」カテゴリの記事

book」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『フラガール』~炭鉱町映画は名作ぞろい | トップページ | 旧碓井町を歩く(後編) 皿屋敷跡 »