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2006/12/17

臼杵を訪ねる(1) 味噌醤油の町 

Usuki09

Usuki10


Usuki08


おそらく九州限定だと思うのですが、私のお気に入りのテレビCMがあります。
「マイホームスープ」というコピーが付けられたフンドーキンの味噌のCMで、『大家族』篇『老夫婦』篇の2種類がありますが、それぞれピアノ曲をバックに日常の朝の風景が映されるだけのシンプルなものです。
その映像はフンドーキンCMオンラインで見ることができます。
このピアノ曲の出典が以前から気になっていますが、ご存知の方はご一報ください。

 【追記】2008.10.12
  最近またこのCMが流れるようになったので、確認したところ、
  フンドーキンCMオンラインに、新たにこのピアノ曲のmp3ファイルと楽譜が掲載されていました。GJ!
  作曲:茂野雅道  曲名:『A Waltz Of Kazoku(家族のワルツ)』
  ダウンロードして楽しませていただいています。

いきなり話が逸れましたが、このフンドーキンをはじめ、味噌と醤油造りの盛んな町、大分県の臼杵を訪ねました。
フンドーキンの写真は撮り損ね、ピアノ曲も謎のままですが、臼杵の風景を4回に分けてご紹介します。

臼杵ICから川沿いを下ると、河口付近の中洲に分銅に金の字のフンドーキンの巨大な看板が見えます。
ここがフンドーキンの工場だったようですが、そこを過ぎて、城下の街並みに入りました。

臼杵城下には石畳の味わいのある通りが残っています。
写真の上2枚はその中にある可兒醤油の店舗です。

「味噌と醤油の可兒(かに)醤油」は屋号を鑰屋(かぎや) といい日本で最も古いしょうゆ屋です。 創業1600年(慶長5年)以来の変わらぬ味を守り当時と同じ場所で商いをしておりますので、当店の味噌は「うすきみそ」、醤油は「うすきしょうゆ」として400年以上も親しまれております。
慶長の時代、美濃藩主稲葉貞道が臼杵に移封される1年前、商人・医者・僧侶・農民等に変装した7人の武士達が臼杵の町に偵察に来た。 俗に言う稲葉の7人衆である。 商人に変装した可兒孫右衛門は、後に殿様と一緒に來臼した次男と共に臼杵市本町で1600年(慶長5年)鑰屋を興した。

とても面白い創業のエピソードですね。
裸電球で照らされた土間は、今はギャラリーになっていますが、往時は樽や瓶を抱えた丁稚さんたちが行き来したのでしょう。
白壁が黒く塗られているのは、戦時中に空襲を避けるためだったそうです。

下の写真、マークに見覚えがあり、あれっと思いました。
富士に甚、フジ・ジン、フジジン醤油...。
ああ、富士屋甚兵衛を略してフジジンだったのか。
(フンドーキンが分銅に金というのも最近気が付いたのだが...)
こちらの方は古くからの店ではなく、空き店舗を改装して一昨年オープンしたばかりのフジジンのアンテナショップなのでした。

臼杵の町並みが出来たのは一六〇〇年、慶長五年に美濃から移封された稲葉貞通公に始まる稲葉臼杵藩で、その歴史は明治維新までの約三百年に渡っています。 町づくりは、お城を中心に端の丁、西の丁、中の丁、本庁というように道路を整備。そして町八丁と呼ばれる商業地区をつくり、美濃と臼杵の商人の交流などをして臼杵の町は明治に至るまで大分県でも一、二を争う繁栄ぶりでした。 明治に入って豊かな自然と水に恵まれた臼杵の町は醤油味噌製造が盛んになり、富士屋も明治一六年に創業しました。裸一貫より身をおこした創業者、渡邉甚七は自らも杜氏となっておいしい醤油味噌づくりに日夜努力しました。 隠居して名を甚兵衛と改めた甚七は、そのたゆまぬ努力と意志を後人にたくしました。 富士屋甚兵衛の名を受け継いだ富士甚醤油は、創業百二十年の間、伝統と信頼の味を今なお、現代に受け継いでいます。

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コメント

フンドーキン…
母が長崎の出で、味噌汁が麦みそでした。
いまでも時々フンドーキンのみそ、買いますよ。
へ~、こんな街なんですねえ。
このシリーズ、楽しみです。

投稿: pogetaro | 2006/12/17 17:22

>pogetaroさん
そうなんですね。
ということは、同じく母が長崎の出の私とは同じ長崎食文化の流れを汲んでますね。

フンドーキンがどこまで全国的に知られているのか分からないのですが、ネットでの情報によると、関西方面ではやしきたかじんが深夜番組でフンドーキンのちゃんこ鍋スープを絶賛したのがきっかけで、爆発的に売れているらしいです。

次の目的地があったので、2時間ほどの滞在でしたが、臼杵は落ち着いていて、奇麗な町でした。

投稿: 二つ目草 | 2006/12/17 17:56

一枚目の写真、もろみのにおいが漂ってきますね。
昔、戸畑にも醤油を作っている店があって、
親が、一升瓶を持って買いにいってました。
ちょうど、戸畑中本町郵便局のとなりくらいだったかな。
土蔵作りで、床はコンクリの打ちっぱなし。
なんともいえないいい香りなんですよね。

投稿: でぱいゆ | 2006/12/19 21:02

>でぱいゆさん
格子越しの奥に見える部屋が店舗になってましたが、残念ながらもうここでは造っていないようでした。
実は、別の醤油を造っている所にも行ってみたのですが、醸造所というよりも、明らかに部外者お断りの近寄りがたい感じの大工場で、すごすごと退散しました。

一升瓶を持って買いに行く。
ちょっと不便ではありますが、豊かですよね。

投稿: 二つ目草 | 2006/12/19 23:51

店内に天井まで届きそうな巨大な醤油樽が二つあったと記憶してます。

フンドーキンはこちらではみかけないので、キッコーマンかマルキンを使ってますが、どちらも大工場で作ってそうです。
昔ながらの樽で作ってるとこ、あるかな。

投稿: でぱいゆ | 2006/12/20 08:41

>でぱいゆさん
うちもキッコーマンでした。
実家では刺身には近くにある柳井の甘露醤油を使ってました。
地酒ならぬ地醤油というのもいいですね。

投稿: 二つ目草 | 2006/12/20 21:53

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