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2008/03/22

堀川の中間唐戸

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久々の休日、再び遠賀川に立ち寄ってみました。

Karato02


途中、遠賀川から堀川運河に入ったところに設置された、昔の水門である中間唐戸に遭遇。
近辺は何度も通ったことがあるのに、こんなところにあったとは。


Karato03


遠賀川が増水したときに、堀川への流入を防ぐのが目的で、
堰き止めるための板を落とし込む、溝を切った石が組んであります。


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後述の『唐戸の大楠』の説明板にあった大正初期の唐戸の様子。
米や石炭を運ぶ川ひらた舟が行き来した情緒ある風景です。


Karato04


唐戸の上流側の様子。
鉄の水門が設置され、薮に囲まれた堀川を無粋なパイプが横切っています。


Karato06


下流は水路として残っていますが、コンクリートの護岸に風情はありません。


Karato07


少し歩くと、みごとな2本の『唐戸の大楠』が堀川に陰を映していますが、
せっかくの公園も水辺とは遮断されている印象を受けます。

中間唐戸~唐戸の大楠~中間市役所前の河川敷~煉瓦橋脚の、距離にして5~600mのエリアは、
歴史的に価値があるだけでなく、素敵な水辺空間となりそうなロケーションなのですが。

余談ですが、この後、マキマキ屋まで足を伸ばし、
そよさんおすすめの「カマンベールロールケーキ」を買って帰りました。
純生ロールの軽さとは対照的に、濃厚な旨さが味わえました。

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コメント

二つ目草さん、お久しぶりです。
中間の唐戸といい、寿命の唐戸といい、堀川は
当時の土木技術の粋を集めた、工芸品のような川と感じます。
この他にも、曲川との立体交差をした「伏せ越し」や
大膳掘りの切り通しなど、保存・復元すべき土木遺構と思います。
このような判断基準は、土木学会や文化庁等の中央官庁の
ランキングによる価値判断が優先されるようですが
そのような客観的な基準に加えて、地元の人々の『思い』といった
心の拠り所のような基準を加える必要があると思います。

投稿: 赤か毛 | 2008/03/23 17:30

>赤か毛さん
どうもありがとうございます。
折尾の街の象徴が折尾駅であるのと同様に、
中間市の象徴は、この唐戸ではないかと感じました。
この日も、遠賀川河川敷には、菜の花やつくしなどの自然や、
スポーツを楽しむ人たちで賑わっていましたが、
残念ながら、唐戸や堀川の辺りは訪ねる人もなくひっそりとしていました。
堀川にもう少しきれいな流れがあれば、気持ちのよい散策路になり、
それがきっかけで、唐戸や堀川が困難を乗り越えて作られた経緯や、
技術的なすばらしさがもっと知られるようになればよいのですが。

投稿: 二つ目草 | 2008/03/23 20:27

それにしても、大正時代の唐戸の写真、ほんとうに風情がありますね!
あのように、意図せずとも美しかった風景・デザインは
今の時代、実現が難しいのでしょうか。
何事も進歩しているはずの現代において、とても残念ですね。
堀川沿いの散策路と水の流れ、復活させたいものです。
それに、おいしいケーキとコーヒーが加われば、言うことありませんよね!

投稿: 赤か毛 | 2008/03/24 11:24

遠賀川の横に、こんな趣のある水門があったなんて、驚きと感動ですよ。
昔の水門の写真、よく見つけられましたね~。ちょっと柳川の雰囲気ですよね^^
川下りとは言いませんが、ここももう少し整備したらいいのに・・・なんかもったいない気がしますねぇ。
柳川・・・いま「さげもん祭り」かな?二つ目草さんの撮る柳川も見てみたいです☆

カマンベールロールケーキ、私も食べたい!!(笑)

投稿: そよ | 2008/03/24 22:17

>赤か毛さん
大正時代の写真に写っている唐戸は、まるで城門のようですが、
長い期間に渡る工事で、水と真剣に向き合い、水を畏れたことの表れなのでしょう。
中間市役所の前の河川敷は今でもファミリーの団らんの場になっていますが、
堀川を利用して、市役所裏にも水辺の憩いの場を作れば、
楽しみながら中間の歴史に親しむことができると思います。

>そよさん
中間の唐戸のことはいろいろ調べて知っていましたが、こんな場所に隠れていたとは、
私も驚きました。
少し整備すれば、遠賀川と堀川を巡る川下りコースができそうなロケーションなのですが。

柳川には一昨年行ってきました。
http://futatsumekusa.air-nifty.com/blog/2006/02/post_d543.html
柳川鍋がまた食べたい!
でも今度はうなぎせいろにしようかな。

教えていただいた、カマンベールロールケーキ、美味しかったです!

投稿: 二つ目草 | 2008/03/27 01:02

大正初期の写真は風情があるし、唐戸の存在感が感じ
られますね。

今や・・、すっかり風情はなくなって、唐戸も用なし
という感じがしてちょっと寂しいですね。

北九州とその周辺は、後世に残してほしい歴史的建造物
がまだまだたくさんあるんですね。

投稿: wanwanmaru | 2008/03/28 23:14

>wanwanmaruさん
唐戸も、大正時代の状態から、もう少し上手に改修できれば、
歴史的価値も保ちながら、立派な観光資源にすることもできたのになあと、
この辺りを散策しながら感じました。
味気ないコンクリートの護岸がなければ、今でも十分に心地よい環境です。

どこかの大きな国でも、小さくて貴重な文化が押し潰されそうになっていますが、
大切に守っていきたいですね。

投稿: 二つ目草 | 2008/03/30 17:22

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