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2009/02/19

南インド旅情

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南インドの出張から、本日無事に帰って参りました。
滞在の合間にPowerShot G10で撮った写真を、つらつら並べてみます。

ヒンドゥー教の世界とフランス領の名残が残るベンガル湾岸の町。
郊外は、写真に写っているように静かな場所もありましたが、
中心部は、カメラもなかなか出せないほどどこも人が多く、
オートリクシャーと呼ばれる三輪の乗り物が鳴らす警笛が絶え間なく響く、
活気に溢れた喧騒の町でした。

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コメント

8枚目と11枚目にシビレました。
8枚目は屋台に当るスポットの光線が凄く効いてますね~。
背景の空の色調も含めて、絶妙のエスニックワールドですね。
11枚目は切り取りのフレーミングが完璧ですね。
明かりが灯った外灯が効いてますね。

投稿: 純兵衛 | 2009/02/21 07:05

>純兵衛さん
意図を汲んでいただいたお褒めの言葉、ありがとうございます。

8枚目はオリジナルではもう少し全体的に明るく平板で、
色味もスポットも薄いものでしたので、調子を整えました。
G10の出す絵は比較的おとなしく、そのままでは少し印象が弱いのです。

11枚目はオリジナルの周囲を一回りトリミングして整理してみました。
屋根の上に1本伸びた草があって、それも面白いと思って入れて撮っていたのですが、
今回はそれはカットして、右下の老人とオートリクシャーを主役にすることにしました。
右上の空に、もう少し気の利いた色が出ればよかったのですが、白く飛んでしまいました。

投稿: 二つ目草 | 2009/02/21 10:24

こんばんわ! 海外出張お疲れさまでした!!

DIGIC4の描写は、G9より洗礼されているように見受けられます。
また、二つ目草さんの日記で「らしからぬ(?)」南インドの風景は、また強烈なインパクトを感じさせてくれます(失礼!)

>G10の出す絵は比較的おとなしく、そのままでは少し印象が弱いのです。

再三、二つ目草さんがおっしゃっておられるこの事は、おそらく液晶モニターの画像とPCに落としてみる画像との違いを述べておられるのではないでしょうか?(違っていたらゴメンなさい)

G9も同様、液晶モニターはかなり誇張した色表現で表示されますので、PCに画像データを落として表示した際に「あれっ?」って思うことがしばしばあります。

私はもう騙されなくなりましたが(笑)、この手のGシリーズはちょっと注意が必要です(爆

投稿: Re:喜八 | 2009/02/21 19:05

>Re:喜八さん
しばらく留守にしておりましたが、無事に帰ってきました。
日本にはない色彩の異国の風景は魅力的でした。

私のCanonの印象には、偏見があるかもしれませんが、
初代EOS Kissデジタルの頃の派手目な絵によるもので、
当時はPentaxの方がずいぶん地味に感じていました。

ただ、地味なのは否定的な意味ではなく、
撮影後のレタッチによる表現の幅が大きいというメリットがあります。

投稿: 二つ目草 | 2009/02/21 22:21

国が変わっても、二つ目ワールドは健在ですね。
私も8枚目が好きです。
なぜか以前拝見したお地蔵さんが海を背に立っている、
さだ回帰のときの写真を思い出しました。
あの写真は海が写ってないのですが・・・
二つ目さんの海に対する思いが出ているのかなと思いました。

投稿: 赤か毛 | 2009/02/22 21:32

>赤か毛さん
どうもありがとうございます。
ベンガル湾に面した海岸で、波打ち際は岩がゴロゴロして降りられないので、
ただ海を眺めるだけしかない場所でしたが、
弯と言いながら、とても雄大で、
東インド会社経由で日本とも繋がる歴史も感慨深いものがありました。

ちなみに、さだ回帰 http://futatsumekusa.air-nifty.com/blog/2007/07/post_99ac.html
のお地蔵さんは、実は海を向いているのですが、
あの場所は、象鼻ヶ岬という名の通り、象の鼻のようなとても細長い岬で、
周防橋立とも呼ばれていて、お地蔵さんのすぐ向こうもやはり海になっています。

たしかに、どちらの写真にも、私の海への思いが入っていると思います。

投稿: 二つ目草 | 2009/02/22 22:22

お帰りなさい。

インドへ行ってたんですねー。
インドといえば、知人が本を書いてまして・・。
タイトル:「インドレッスン」
著者:佳山マヤ&セシャドリ・シータラーマン
発売:海鳥社
価格:1200円+税
ISBN978-4-87415-655-1

インド人のマインドを知るのに役立つと思いますよ。

行く前に、わかってたらご紹介したんだけど・・。

それにしてもG10、すばらしい写りですね!
いい光を捉えてるなあ。

投稿: でぱいゆ | 2009/02/25 03:25

>でぱいゆさん
帰りがけに黒崎の書店に寄ってみました。
海鳥社は、北九州関連の本を多く出しているので、以前から大のお気に入りで、
そのコーナーはこの書店に行くと必ず立ち寄るのですが、そこにご紹介の本を見つけました。

パラパラとめくると、インド滞在中思っていた疑問点がたくさん記載されていましたので、
早速、買って帰って読みました。
文化が多様で、貧富や身分の差が大きいインドですが、
人々それぞれが、プライドを持って生活しているように感じていました。
この本を読んで、旅行ガイドでは判らないその辺りの背景を知ることができ、
旅を振り返るのにとても役立ちました。

ご紹介いただき、どうもありがとうございました。

投稿: 二つ目草 | 2009/02/26 00:34

喜んでいただけたようで、うれしいです。

それにしても、
プライドて大事ですよね。
日本人であることのプライド、なんか教育では忘れちまってるような、
そんな気がします。

1番になることばかり目指してて、
1番になって何するのかを忘れてる。
だから、目標をクリアした途端、
猛烈な達成感の後、虚無感が襲ってくるんだろうなあ。

投稿: でぱいゆ | 2009/02/27 20:36

>でぱいゆさん
インドの町で見かける人々は、どんなに貧しそうな人でも
背筋を伸ばして、遠くを見て歩いていました。
脚も長いのでかっこよく颯爽としているように見えます。
(脚が長いといえば、男子トイレの朝顔の位置が高くて苦労しました。)
YESの意思表示も日本人のように頭を下げるのではなく、
正面を向いたままアゴを振るように首をくるくるっと回していました。

宇宙の原理と個人の原理が同一という「梵我一如」がインド人の精神なのだそうですが、
これが自立したプライドある態度につながっているのかもしれません。

投稿: 二つ目草 | 2009/02/28 15:28

はじめまして。かやまと申します。このたびは、拙い著をお買い上げいただき、また読んでいただき、本当にありがとうございました。インドのかたがたのプライドというのは、本当に今の日本では忘れられかけていることが多いように思うところです。時には、それがはったりとさえも思えてしまう人やケースもあるようですが、それにしても、心で胸をはれる姿勢には敬意を払いたいと思っています。写真やスケッチ、とても興味深くて、いろいろとまたこちらで読ませていただけることを楽しみにさせていただきます。これからもよろしくお願いいたします。

投稿: かやま | 2009/03/03 07:54

>かやまさん
ようこそいらっしゃいました。
でぱいゆさんからのご紹介で、読ませていただき、
旅で湧いた様々な疑問が整理できました。
初めてのインドで、風景や食事なども珍しかったのですが、
なかでも、出会った人々の振るまいが何とも不思議な感じでした。
プライドが高くても、威圧的なところはなく、
お互いのリズムを乱すことなくそれぞれの生活をされているようでした。

ひっきりなしにバイクやオートリクシャが走る道を横断するのに、
信号も横断歩道もなく、最初は途方に暮れて立ちつくしてしまいましたが、
そのうち慣れてくると、ちょっとした隙間を見つけて渡り始めると、
交通は止まらないまま、自然と流れを変えて避けてくれることを覚えました。
そんなことからも、何となくインド流のリズムを感じていました。

しばらくはまた北部九州中心のネタになりそうですが、
インドもいつかまた訪ねてみたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

投稿: 二つ目草 | 2009/03/03 23:35

著者のかやまさんご本人の登場ですね。
二つ目草さん、よかったですね。

お二人のお役に立てて、うれしいです。

投稿: でぱいゆ | 2009/03/06 02:33

>でぱいゆさん
かやまさんの本は、まさに私のインド経験のツボにはまるものでした。
インドについてのガイドブックは沢山ありますが、
「インド人」についてこれだけ分かりやすく読みやすく書かれた本は、
なかなかないと思います。

でぱいゆさんがご連絡いただいたのだと思いますが、
ご本人にコメントをいただき、感激しています。

投稿: 二つ目草 | 2009/03/08 21:11

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