門司港レトロ観光列車「潮風号」を応援したい。
晴天の今日、家族で門司港レトロを楽しむ。
今年のGWから走っている門司港レトロ観光列車「潮風号」にも乗ってみた。
かつて南阿蘇でトロッコを牽いていた小さなディーゼル機関車2台が、
2両の客車の前後に繋がるという編成。
客車は、島原鉄道で使われていたものを改造していて、窓が大きく見晴らしがよい。
機関士自ら点検。
かつて石炭やセメントを運搬するため、門司港駅からめかりを回って積み出し港である田浦港に延びていた貨物線の一部を復活させたもの。
九州鉄道記念館駅→出光美術館駅→ノーフォーク広場駅→)トンネル(→関門海峡めかり駅
全長2.1kmを約10分、平均時速約15kmでゆっくり、ゴトゴトと走る。
日本で一番短く、一番遅い列車との案内があった。
運営は、平成筑豊鉄道。
田川で時々利用させてもらっていた鉄道だ。
ここでは、働く人たちがみんな笑顔だ。
働く人だけでなく、沿線の人たちも列車に向かって手を振ってくれていた。
磯の薫りのする潮風に吹かれながら、車窓を楽しむ。
ノーフォーク広場を過ぎると、小さな古いトンネル内で客車内の照明が消え、
うれしいサプライズの演出。
トンネルを抜けると終点。
楽しい小さな鉄道の旅だった。
終着駅周辺は、まだ観光地としては整備されていないが、
終点から先の廃線を利用して、手漕ぎのトロッコを体験するイベントが開かれていた。
向き合って、シーソーのように漕いですすむトロッコの名前は「メロディ号」
同世代の方ならビージーズの『メロディ・フェア』の曲とともに、
あの映画のエンディングの甘酸っぱい記憶が甦るだろう。
| 固定リンク
「[[K10D ]]」カテゴリの記事
- 白い薔薇をいただいた(2012.05.17)
- Good Luck!「ふく彦」で彦島への船旅(2010.09.23)
- 石村萬盛堂のマシュマロに由来、「ホワイトデー」(2010.03.14)
- SIGMA 70-200mm F2.8 IIで洞海湾の朝を撮る(2010.03.14)
- SIGMA 70-200mm F2.8 IIとのマクロ競演(2010.03.13)
「[TAKUMAR50]」カテゴリの記事
- 小倉でコーヒーカップとロールケーキ(2009.09.20)
- SMC TAKUMAR1:1.4/50と長崎街道黒崎宿あかりまつり(2009.09.19)
- SMC TAKUMAR1:1.4/50と若松北海岸(2009.09.13)
- SMC TAKUMAR1:1.4/50と門司港(2009.09.07)
- 門司港レトロ観光列車「潮風号」を応援したい。(2009.09.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
はじめまして。
九博のぶろぐるぽから飛んできて、しばらく前から読ませていただいています。
9月の連休中に行きましたが、一時間半待ちでした。
いつまでも愛されて、末永く続いてくれることを私も願っています。
投稿: 侑子 | 2009/09/28 00:14
>侑子さん
はじめまして、ようこそいらっしゃいました。
私もぶろぐるぽから侑子さんのサイトにおうかがいしております。
なかなかうまくいかない北九州の観光地の中では、
比較的にぎわっている門司港レトロですが、
「潮風号」は楽しみを加えてくれました。
終着駅周囲がまださびしいのですが、せっかくの景観を活かして、
のんびり散策ができる場所に整備されるといいかな。
これからもよろしくお願いします。
投稿: 二つ目草 | 2009/09/28 00:32